顎を正しく育て、キレイな歯並びを!

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こどもの歯並びについて

お子様の健全なお口を育てるために

お子様の健全なお口を育てるために

現在の日本の食事では、柔らかいものを食べる機会が増えて噛む回数が少なくなっていることが多く顎が正常な大きさに育たず、昔の人たちに比べると小さい傾向にあるといわれています。その影響で、本来生えるべき歯が行き場を失い、キレイに生え揃わないケースが増えているといわれています。

不正な歯並びが引き起こす悪影響

虫歯や歯周病のリスクが高まる

虫歯や歯周病のリスクが高まる

歯並びが乱れているということは、歯が重なって生えたり、隣同士の歯が前後していたりして、ブラッシングが行き届きにくい状態。すみずみまで汚れが除去しにくい状態のため、虫歯や歯周病を発症しやすくなってしまうのです。

また、うまく噛めないことにより自浄作用のあるだ液の分泌量が減り、口腔内が不衛生になることでも虫歯や歯周病を引き起こしやすくなります。

こんな歯並びは注意! 叢生など

発音障害を起こすことがある

発音障害を起こすことがある

本来、正しい発音には歯や歯ぐき、唇、舌などの器官が正常であることが重要です。歯並びが乱れることによりこれらの器官に異常が生じ、発音が乱れることになります。

こんな歯並びは注意! 上顎前突、開咬、すきっ歯など

消化不良を起こすことがある

きちんと食べものを噛み砕くことができず、そのまま消化器系に送られることにより、消化不良を起こしてしまうことがあります。

こんな歯並びは注意! 交叉咬合、鋏状咬合、開咬など

歯が折れる、欠けるなどのリスクが高まる・唇や舌などの軟組織を傷付けやすい

歯が折れる、欠けるなどのリスクが高まる・唇や舌などの軟組織を傷付けやすい

歯が異常に出ていると、ぶつけたりころんだりすることで、歯が折れたり欠けたりしやすくなります。また、頬の裏や舌、唇などにあたって切れてしまうことも。さらに、顎が異常に出ている場合は顎に外傷を受けやすくなります。

こんな歯並びは注意! 上顎前突、上下顎前突、叢生など

顎の成長に影響を及ぼす・異常な嚥下行動やさらなる不正咬合を引き起こす

顎の成長に影響を及ぼす・異常な嚥下行動やさらなる不正咬合を引き起こす

乱れた咬み合わせで噛むことにより、口腔周辺の筋肉が均等にならず、さらなる異常な成長を促してしまいます。結果として、顎関節症(※)を引き起こすこともあります。
※「口を開ける時にカクカク鳴る」「口が大きく開けられない」などの顎の異常症状の総称。

こんな歯並びは注意! 開咬、過蓋咬合、交叉咬合など

どうして歯並びが乱れるの?

歯並びが乱れる原因にはさまざまなものがありますが、一例としては生えてくる歯に対して顎が小さいケースが考えられます。歯の大きさはご両親の歯の大きさに類似します。顎の大きさや形は遺伝的要因と生まれたあとの後天的要因(食事も含めた生活習慣)に影響するのです。だから噛む回数を増やす食事が望まれます。

遺伝的 生まれつきの顎や歯の大きさや形などにより、将来的に歯並びに影響が出ることがある
先天的 母体の栄養状態や成長中の障害によって、胎内で成長している段階で歯並びに影響が出ることがある
後天的 生後の病気や栄養状態、または指しゃぶりの癖などを放置することで、歯並びに影響が出ることがある

また、先天的な原因として歯数の異常(欠如歯や過剰歯がある)、後天的な原因として乳歯の早期喪失などもあります。

日常の悪癖 ~後天的な原因~

日常の悪習慣 ~後天的な原因~

日常の悪習慣が歯並びに悪影響を与えていることがあります。

ここでは、歯並びが乱れる原因となる代表的な悪習慣をご紹介します。

口呼吸 呼吸は本来鼻でするもの。アレルギー性鼻炎や扁桃腺肥大などで口呼吸になると正しい位置に舌が定まらず出っ歯やすきっ歯などの原因になります。また、口腔内が乾燥してだ液の量が減少するので細菌が繁殖しやすい。
指しゃぶり 指しゃぶりによって継続的な圧力が歯を動かし開咬や出っ歯の原因になります。また、吸引力が強い場合は上顎の側方の成長が抑えられ奥歯の交叉咬合が生じることもあります。
舌癖
(異常嚥下癖
・舌前突癖)
指しゃぶりを長期的に続けたり、乳歯が早期に抜け永久歯が生えてくるのが遅い場合に、上下の前歯が開いた状態となり、食べ物が飲み込みづらくなったり話づらくなったりします。それを補うためにその隙間を舌で防ごうとします。これが異常嚥下癖・舌前突癖です。開咬を生じたり発音に影響します。指しゃぶりは直ってもそれに伴って起こっている舌癖は直りません。
唇を噛む癖 唇を噛む癖により上顎前突になったり、上顎前突を悪化させたりします。
丸飲み 咀嚼不足になり、歯列と顎の骨の健やかな成長が阻害されます。
爪を噛む癖 硬い爪を噛み続けると、歯や歯ぐきに負担がかかり歯並びを乱します。
歯ぎしり 歯ぎしりによって歯が摩耗し、咬み合わせがずれがちに。また、顎関節にも負担がかかり、悪影響を与えます。
頬杖 成長期に頬杖の癖が続くと、顎の関節をはじめとする周辺の組織の発育が阻害され、顔の歪みや咬み合わせの不具合が生じることも。

【歯並びが乱れるその他の原因】
顎の未発達や日常の悪習慣以外にも、歯並びが乱れることがあります。

  • 舌が上がらない方(舌小帯付着異常)
  • 上唇と歯ぐきをつないでいる筋が極端に上がって隙間が空いている方(上唇小帯付着異常)
  • 扁桃肥大の方
  • 咬合性外傷ある方
  • 異所萌出のある方
  • 正中過剰歯がある方
  • 埋伏過剰歯がある方

これらは歯並びの問題だけでなく、発音などにも影響しますので早めの受診をおすすめします。

ご両親が注意して見守りましょう

ご両親が注意して見守りましょう

特にまだ小さな幼児には、十分なお口の自己管理ができません。まして歯並びの善し悪しなど、お子様が自分で気付くこともほとんどないでしょう。ですから、お子様の歯並び・咬み合わせをチェックしてあげるのは親御さんの役目といえます。

成長してから後悔しないためにも、早期発見・早期治療を心がけ、いつもお子様の口腔内を気にかけてあげることが大切です。お子様の矯正治療は、ご本人の努力も大切ですが、ご両親の協力がなくてはよい結果につながりません。親子で前向きに治療をすすめていきましょう。

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